許京旭（ホ・キョンウク）企画財政部（企財部）第１次官が４日、今年の韓国経済は政府の経済成長率目標値（－１．５％）を上回る成長率を記録するだろう、と述べた。 経済が速いペースで回復していることを受け、成長率予測値を上方修正したのだ。

許次官はこの日、ブルームバーグテレビとのインタビューで、「韓国の４－６月期の２．６％成長（前期比）は経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）加盟国のうち最高」とし「今年の成長率を－１．５％と予想したが、これは十分に達成できると予想しており、それ以上の成長も可能だと考えている」と述べた。

許次官は「消費者心理は年初から着実に改善しており、投資は今後、状況がよくなると期待している」と話した。 しかし雇用は民間部門投資が活発になった後に状況が改善すると予想した。


出口戦略施行時期については「民間部門が活力を取り戻すまで政府の財政拡張政策を維持すべきだと考えている」とし「基本的に利上げは中央銀行の所管だが、通貨政策であれ、財政政策であれ、公共部門だけでなく民間部門でも完全に回復したと確信できる場合に限り拡張政策を中断する」と強調した。