◆あふれる青信号＝フィッチの格付け見通し引き上げは１０カ月ぶりだ。フィッチは昨年１１月に金融危機が高まっている状況で韓国の金融システムの不安定さを問題として格付け見通しを引き下げた。しかし今回は「経常収支黒字と短期外債の減少、外貨準備高の拡充などから対外債務の返済ができなくなる懸念が顕著に改善された」と評価した。韓国経済としては「金融不安国」のレッテルをぬぐい去ったといえる。


世界的な金融危機の余波で先進国すら格付けが落ちている状況で、韓国だけ格付け見通しが上げられたのも鼓舞的だ。今年だけでも英国、日本、スペインなどの格付けが下落した。フィッチが昨年１１月に格付け見通しを下げた７カ国のうち元の水準に戻った国も韓国が唯一だ。企画財政部の金翊柱（キム・イクジュ）国際金融局長は、「韓国が世界的な金融危機にうまく対処してきた点を対外的に認められたもの」と述べた。




韓国の経済危機克服、あちこちで青信号（２）

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