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「若い女子大生の身に大きな竜のタトゥーをするのは珍しいでしょう。今日特別なイベントにあわせ、一度試みてみました」--。
8月の最後の土曜日、多くの人々が見守る中、美しい女子大生の体にタトゥーを刻んだ「タトゥーイスト」(タトゥー師)はこう言った。8月29日、ソウル三成洞繊維センタービル2階第2展示場で開かれた第1回「タトゥーコンベンション」イベント会場には数百人の人々でにぎわった。芸能人の姿もあった。
「タトゥー」と呼ばれる入れ墨行為は我が国の現行法上、医療行為に属する。したがって医師及び医療関係者ではないタトゥーイスト(タトゥー師)たちの手術行為はすべて不法だ。それで非医療関係者も資格証を取れば入れ墨ができるようにしようという動きが活発だ。
タトゥーの活性化のために4月1日に発足した韓国タトゥー人協会イ・ガンウク会長は「これまで日陰で活動したタトゥーイストたちが日なたに出る時になった」とし「タトゥーはこれから組織暴力団たちによる日陰の文化ではない。20~30代はもちろん、40~50代の一般人たちまでトレンドになっている」と述べた。「衛生施設、未成年者のタトゥー行為など日なたに出して解決しなければならない問題が山積みだ」とも述べた。
国会でもタトゥー司法制定が推進されている。民主党キム・チュンジン議員は「今年の9月の定期国会にタトゥー司法制定案を代表発議する」と明らかにした。キム・チュンジン議員は「すでに50万人以上と推定される韓国のタトゥー人口が事実上、各種危険に露出している」と述べ「米国では医師もタトゥー免許を別に取らなければならないなど基準があるのに、韓国では需要人口に比べ、衛生施設などの各種装置が用意されていない」とし「むしろタトゥー行為を合法化してこれによる各種問題を解決し、働き口創出などの雇用効果をあげなければならない」と述べた。
2007年には大学路でタトゥーパフォーマンスを見せたあるタトゥーイストが警察に立件された事件があった。その後2年が経ったタトゥーコンベンション場では15以上のチームがタトゥーを刻んだが、彼らは何の制裁も受けなかった。
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