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景気循環変動値、5カ月連続で上昇

現在の景気状況を示す同行指数循環変動値が前月より0.9ポイント上がり、5カ月連続で上昇となった。6~9カ月後の景気を予告する先行指数も前月より2.1ポイント上がり、7カ月連続で上昇した。統計庁のユン・ミョンジュン課長は、「同行指数が前月比で2四半期連続上昇すれば局面が変わったもので、底を打ったとみても大きな問題はないだろう。今後また冷え込む可能性も特になくみえる」と説明した。

しかし投資は依然として低迷している。4~6月に前月比で増加していた設備投資は7月に11.6%の減少に転じた。前年同月比では18.2%減った。企業が依然として景気状況に対し楽観できずにいるためだ。公共部門で工事発注を1年前より111.7%増やし、進行中の工事執行を22.3%拡大したが効果はなかった。

消費も不安だ。代表的な内需指標の7月の消費財販売は1年前より1.9%増えたが、前月より1.6%減少した。自動車販売に対する税制支援のうち個別消費税を30%割り引く優遇策が6月で終了した影響を受けた。


金融研究院マクロ経済室のチャン・ミン室長は、「いまは回復速度が通貨危機直後のV字型と似ているが、投資と消費が持ち直さない限り回復傾向が続くか断言するのは難しい」と話している。



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