済州島（チェジュド）は３１日、日本の農林水産省が最近済州島を豚コレラの清浄地域と認め、済州産の豚肉輸入を再開することを決めたと明らかにした。

日本政府は輸入条件として、韓国内の他の地域から済州への豚の移動を禁止した。また他の地方の豚肉と豚の精液、受精卵、糞尿、副産物肥料などの済州への搬入を禁止し、ＣＳＦワクチンの接種も禁止した。

済州島の肉加工業者は今週にも豚肉の日本向け輸出に向けた食肉加工を始め、今月下旬に日本への輸出を本格的に再開する。


済州道の姜聖根（カン・ソングン）親環境農畜産局長は、「済州産豚肉が日本に輸出されれば清浄ブランドの価値がより高まる。年間２０００トンを輸出したとしても、道内の養豚農家は国内販売より７０億～１００億ウォンの追加利益を得られるだろう」と述べた。

日本は２００４年５月から韓国産の場合は済州産の豚肉だけ輸入を認めていたが、同年１１月に済州の親豚から豚コレラワクチン菌株による抗体陽性反応が出たため輸入を中断していた。

済州道はワクチン抗体陽性反応を示した親豚５０００頭あまりを昨年までにすべて淘汰させ、病原性ウイルスが検出された飼料の搬入を防ぐなど措置を取った上で輸入再開を求めてきた。



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