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オランダ国立博物館は27日(現地時間)、米国の宇宙飛行士が月から持ってきたという貴重な記念品は「月の石」ではなく樹木の化石だった、と明らかにした。
この石はウィレム・ドレース元首相が1969年当時、駐オランダ米大使だったウィリアム・ミッデンドーフ氏から個人的に受けた贈り物で、博物館は1988年にドレース元首相が死去した後、この石を入手した。 人類初の月面着陸後、アポロ11号の宇宙飛行士がオランダを訪問した当時、ミッデンドーフ氏は日程を調整した。
国立博物館の報道官は、博物館はこの記念品を好奇心から保管してきただけで、普段は展示室に置いていない、と釈明した。 しかし元首相の所蔵品として出てきた物であるだけに、偽物であるとは疑わなかった、と述べた。
アポロ11号が地球に帰還して間もない状況で、米航空宇宙国(NASA)が「月の石」を外部に持ち出した可能性はない、というのが専門家の指摘だ。 オランダ自由大学のフランク・バンク地理学教授は「正体が分からず、ほとんど価値がない石」とし「ひと目で月の石でないことが分かる」と述べた。
一方、ミッデンドーフ氏はこの石が米国務省を通じて外部に出てきた経緯を明らかにしながらも、「正確な内容は思い出せない」と述べた。
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