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李明博(イ・ミョンバク)大統領は28日、全羅南道(チョンラナムド)高興郡(コフングン)羅老(ナロ)宇宙センターを訪問し、「早く失望感から抜け出してもう一度挑戦する姿勢に戻ってほしい」と関係者を激励した。
李大統領は「知恵のある人は失敗を通して大きな成功を収め、知恵のない人は失敗を通して挫折する」とし、このように述べた。
宇宙センターの関係者らは「私たちの社会は失敗に寛容でないため大きな負担を感じる。打ち上げのために準備する過程は数百件もある」と厳しい状況を打ち明けた。
これに対し李大統領は「私が若い頃、大韓民国で自動車が初めて開発されたが、自動車の部品も2万3000件にのぼる」とし「初めて自動車を開発した当時もこのように大変だった」と共感を表した。
さらに「(韓国の)宇宙産業は遅れたが、先を進む国家に合流するのが目標」とし「そのためにみんなが努力してくれることを願う」と語った。
打ち上げ失敗の責任の所在をめぐり論議に巻き込まれているロシアの技術陣に対しても、李大統領は「ロシア側にも感謝する気持ちを抱いている」と述べた。
続いて李大統領は2012年世界博覧会を誘致した麗水(ヨス)を訪問し、「世界が見て麗水(ヨス)エキスポが成功でないと考えれば、大韓民国が成功しなかったと考える」とし「政府は大きな責任感を感じている」と述べた。
また「地域が協力すれば‘シナジー効果’が生じる。 そうなれば政府が支援すると発表した」とし、自発的な行政区域統合を勧めた。
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