もし新人賞と賞金王を取ったら海外メディアとのインタビューでなんと話すかと聞いた。しばし迷った申智愛は「私が韓国人で初めて賞金王になったが、私のような選手が韓国には多い。これからもしばしば見ることになるでしょう、と言うでしょう」と答えた。

申智愛はまた、「お金の管理は父がする」と明らかにした。優勝した時とノーボギーでプレーするとそれぞれ１００万ウォンずつ受け取れる。「優勝で２００万ウォンしかもらえない（笑）。ＬＰＧＡツアーでノーボギープレーは難しい。韓国にいる時より収入は半分に減った」と話す。


申智愛は２週間にわたり光州（クァンジュ）と潭陽（タムヤン）にあるパー３ホールのコースでショートゲームを集中的に磨いた。ここはホールの距離が５０メートルから９０メートルまでしかない短いコースだ。午前５時に起床し午前１１時まで１ホール当たり５個のボールを打ち４ラウンド３６ホールをこなした。申智愛は「ここに来ると初心に戻れる。今年初めの開幕戦で予選落ちしここで練習してからＨＳＢＣウィメンズチャンピオンシップで優勝した」とここで練習する理由を説明した。申智愛はボール５個を打ち１メートル以内に４個が落ちれば合格だと話す。

申智愛は「米国ではまだ車を買っていない。賞金王になったらほしかったスポーツカーを父が買ってくれると約束した」と明らかにした。そっと韓国にいるときにどれだけのスピードを出して乗っているのか聞いてみた。しばし父親の顔色をうかがった申智愛は「時速２４０キロまで踏み込んだことがある。父が知ったら怒られる」と答えた。

申智愛は自身の外見とスタイルが不満だという。「私も女だ。ひとまずやせたい。中３のときに２カ月間ジョギングをして９キロの減量に成功した。でも父が『体力が弱くなるからだめだ』と漢方薬を作り、それを飲んだら数日でもとの体重にもどった」と残念がった。

申智愛は携帯電話にゴルフの名言を保存し、つらいときにそれを見て勇気を得る。サム・スニードの言葉が好きだ。それは「練習は筋肉の知能を作る」だった。



＜スターデート＞申智愛、スポーツカーがほしくて賞金・新人王狙う（１）

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