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「賞金王になったら父が高級スポーツカーを買ってくれるというので欲が出ました」。
プロゴルファーの申智愛(シン・ジエ、21)は23日、米国に向け出発するのに先立ち本紙記者とのインタビューで述べた。申智愛は10日に帰国してから国内で休息を取り、28日に開幕するLPGAツアーセーフウェークラシックに出場するためこの日米国行きの飛行機に乗り込んだ。今年は新人王と賞金王を同時に狙う申智愛と会い、近況と残りシーズンの抱負を聞いた。
「周りからは期待が大きいが、もともと私の目標は1勝だ。だがすでに2勝している。さらに新人王部門でもトップを走っており満足できる成績だろう」。
LPGAツアーの新人として最も大変だったのはなにか。
申智愛は「馴れないコースに適応するのがいちばん大変だった。日曜日に大会が終わればすぐに次の大会場所に移動するのも簡単ではなかった。火曜日に練習ラウンド、水曜日にプロアマ戦に参加すれば練習の時間がない。さらにほとんどの大会が4ラウンドで開かれ体力もたりない。もうひとつ、さびしさを克服するのもつらかった部分だ」と話した。
申智愛は現在賞金117万7607ドルで、トップのクリスティー・カー(米国)の130万9202ドルに13万1595ドル差で2位になった。残る大会は9つ。これまで韓国人選手でLPGAツアーで賞金王になった選手はいない。LPGAツアーの歴史上、新人賞と賞金王を獲得したゴルファーは1978年のナンシー・ロペス(米国)しかいない。
「米メディアがインタビューのたびごとにロペスの話をするので知っている。なによりも一生に一度しか機会がない新人賞を取るのが先だ。しかし賞金王になれる絶好の機会ということもよくわかっている。
<スターデート>申智愛、スポーツカーがほ떂くて賞金・新人王狙う(2)
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