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「衛星目標高度より30キロ高い…原因を分析中」

「来年5月の2度目の打ち上げは必ず成功させる」。

25日、全羅南道高興郡(チョンラナムド・コフングン)の羅老(ナロ)宇宙センター宇宙科学館に設置されたプレスルーム。

この日午後5時に「羅老」が火炎を噴きながら宇宙に打ち上げられてから約1時間後に開かれた公式ブリーフィングで、安秉万(アン・ビョンマン)教育科学技術部長官は来年を約束した。第1段ロケットと第2段ロケットの分離は成功したが、最終目標である科学技術衛星2号が軌道に乗らなかったことを惜しんだ。


李柱鎮(イ・ジュジン)韓国航空宇宙研究院長は「もう少し正確に分析した後、失敗の原因を発表する」と述べた。

以下は取材陣との一問一答。

--どこまで成功したといえるのか。

「発射体は力強く上がり、2段目と分離した。2段目も問題なく点火し、衛星を載せた発射体を宇宙軌道に到達させる段階までは成功したと考えられる。人工衛星が目標の軌道に乗せる部分で問題が生じたようだ。正確な原因究明のため韓国とロシアが共同事故調査委員会を構成し、事故調査に着手する計画だ。政府レベルも宇宙事故調査委員会を通した調査を並行する」(安長官)

--科学技術衛星が作動しなかったのか、それとも第2段ロケットから分離しなかったのか。

「その部分を分析中だ。結果が出てくれば発表する」(安長官)

--発射指揮センターの案内放送によると、予想より高度が30キロ余りさらに上がったというが。「その部分について現在データを分析中だ。

数値の部分を分析している。時間が必要だ」(李院長)

--科学技術衛星を失ったのか。

「今回の衛星には自分の推進体がないため高度を修正できない。予想した角度や速度とどう違うか分析中だ」(李院長)

--衛星との交信は可能か。

「韓ロ共同調査委員会で調べてみなければ分からないが、軌道から完全に外れて交信できない状況も排除していない」(李院長)

--「部分的な成功」と言えるのか。

「完璧に打ち上げられることを祈っていたが、初めてのプロジェクトのためか満足ではない結果が出た。正確な原因を分析すれば、完ぺきな成功を収める可能性が得られるため部分成功だと考える」(李院長)

--第1段ロケットが落下した地域は。

「予想した通りフィリピン付近の海に落ちた。羅老宇宙センターから2700キロ離れたところだ」(李院長) 



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