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日本自民党の大物政治家も危機

元首相ら日本自民党の大物政治家も30日に実施される総選挙で落選する可能性が高まっている。世論調査の結果は自民党の完敗を予告している。議席数は現在の300席から100余席に減るという見方も出ている。

こうした状況の中、他の議員の支援に回るべき自民党の重鎮も自身の選挙区で票集めに熱を上げている。有権者を落ち着いて説得するよりも、民主党に対する誹謗や‘哀願性’選挙運動まで繰り広げている。

自民党重鎮の危機は現役最高の大物である森喜朗元首相の状況を見れば分かると、朝日新聞が24日報じた。


森氏は1969年に初当選して以来、40年間・13選の百戦老将。過去の選挙では選挙区で選挙運動をしなくても当選が確実視されていたため、支援遊説のために全国を回っていた。しかし今回は自身の選挙区での遊説に集中している。23日にも石川2区で100人の聴衆の前で「無責任な民主党に政権は任せられない」と述べ、民主党を誹謗した。

選対本部長代理という重責を担う9選の古賀誠氏も「雰囲気が尋常でない」という党員の建議を受け、選挙期間中ずっと福岡7区に留まっている。古賀氏22日、「民主党独裁になれば日本の将来が暗い。私たちの地域では自民党の火を灯していなければならない」とし、有権者に‘救済’を訴えた。



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