韓国が昨年発表した科学技術論文のうち材料科学・コンピューター科学・微生物学などの7分野が世界10位以内に入ったことが分かった。 発表論文数が30%増え、質も高まったと評価された。 教育科学技術部が昨年国際学術誌に掲載された論文の統計を含む科学技術論文索引(SCI)と社会科学論文索引(SSCI)のデータベースを分析した結果、このような結果になったと23日、明らかにした。
これによると、22の理工学分野のうち発表論文数が世界10位に入った分野は前年度と同じ7分野(材料科学・コンピューター科学・工学・微生物学・薬理学・物理学・化学)だったが、全般的に順位は上がった。 材料科学は前年度の5位から4位に、コンピューター科学と工学は10位から8位に上がった。
韓国が昨年発表した論文数は3万5569件で、前年の世界12位を維持した。 しかし上位12カ国のうち10位のインドとともに論文数は30%台にのぼる増加率となった。 1位の米国、2位の中国、5位の日本は昨年と同じ順位だった。 上位12カ国のうち前年度と順位が変わった国はインド(11位から10位)、オーストラリア(10位→11位)だった。 世界総論文数は115万8247件で韓国はこのうち2.4%を占めた。
論文の質を反映する「引用回数」面でも韓国の論文の実績が改善された。 これは他人の論文に引用される頻度を意味する。 韓国の5年周期別(04-08年)の論文1件当たりの引用回数は3.28回で、前年度の3.1回に比べ5.8%高まった。 世界的には31位から30位に一つ順位が上がった。 論文の世界平均引用回数は4.62回。
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