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8月の貿易収支は赤字?

 貿易収支に赤信号が灯った。 2月から6カ月連続で黒字を記録した月別貿易収支が赤字に転じる兆しが表れている。

関税庁は21日、今月1-20日の貿易収支が21億2500万ドルの赤字を記録している、と明らかにした。 輸出は162億1400万ドル、輸入は183億3900万ドルで、 前年同期に比べ輸出は23.5%減、輸入は33.5%減。 1-7月の累積値と比較すると、輸出は大きく減り、輸入は相対的に減少幅が小さい。

しかし輸入は上旬に多く、輸出は下旬に集中するため、今月の貿易収支が赤字になると断言するのは難しい。 しかし今年2-7月、毎月20日までの貿易収支が赤字になったことは一度もなかった。 貿易収支が赤字だった1月の場合、20日までに45億ドルの赤字を出し、月末までに赤字幅を8億ドル減らすにとどまった。


今月の貿易収支が赤字になっているのは、ウォン高と原油高の影響が大きい。 韓国経済を支えてきた要素が弱まっているのだ。 3月に1ドル=1570ウォンだったウォン・ドル為替レートは20日、1ドル=1246.9ウォンまでウォン高ドル安が進んでいる。 また1バレル=40ドルまで下落した国際原油価格(ドバイ原油基準)は最近70ドルを超えた。

専門家らは「今年の貿易収支は急激に赤字に転換しないものの、黒字幅は大きく減少するだろう」と予想している。 しかし輸入が減って黒字が出る「不況型貿易黒字」から抜け出しているという前向きな見方もある。 ファン・インソン三星(サムスン)経済研究所研究員は「輸入減少幅が減ったのは世界経済が最悪の状況から抜け出し、国内的にも生産活動が増えているため」と説明した。



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