韓国と日本のプロ野球チャンピオンが11月、「アジア最強」をかけて対戦する。
韓国野球委員会(KBO)は19日、「日本プロ野球(NPB)側が今シーズン後、韓日両国のリーグ優勝チーム間の試合を日本で開催しようと提案した」と明らかにした。
こうした提案は前日、中国・北京で開かれたアジア4カ国(韓国・日本・台湾・中国)プロ野球リーグの事務総長会議で出てきた。この大会は、05年から昨年まで日本・東京ドームで4カ国が出場してで開かれたアジアシリーズを縮小した性格を帯びる。NPBは昨年、大会スポンサーを得られず、2億円ほどの赤字を出した。
韓国・日本チャンピオン決定戦への転換は、08北京オリンピック(五輪)で優勝、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準優勝した韓国の興行性を考慮したものと考えられる。大会場所は従来の東京ドームではなく宮崎サンマリンスタジアムなど地方球場になる見通しだ。
19日に帰国したイ・サンイルKBO事務総長は「KBOは大会開催を歓迎する立場」とし「9月にソウルで韓日事務総長会議を開き、賞金や日程を決めることになるだろう」と明らかにした。
一方、台湾プロ野球(CPBL)のウェイン・リー秘書長は18日の会議で「政府レベルの支援が約束された」とし「従来のように4カ国が参加するアジアシリーズを2010年に台湾で開催しよう」と提案した。4カ国の総長は9月にソウルに集まり、この問題をもう一度議論することにした。
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