日本プロ野球の阪神タイガースがヒーローズの李宅根（イ・テックン、２９）獲得に関心を表した。

サンケイスポーツ紙は１８日、「阪神がワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）韓国代表チームでプレーした李宅根（イ・テックン）獲得に向けて調査に着手した」とし「山本宣史スカウトが近く訪韓する予定」と付け加えた。


同紙は「李宅根は秋山幸二現ソフトバンク監督と似たスタイルで、攻守走３拍子がそろった選手」と紹介した。 秋山監督は日本野球でわずか４人しか達成していない「２５０本塁打－２５０盗塁」クラブのメンバーで、典型的な好打駿足選手だった。 阪神は俊足・強肩の李宅根の潜在性に魅力を感じ、獲得調査に着手したと伝えられた。

阪神球団の関係者は「近いうちに韓国にスカウトを派遣して選手をチェックする」と伝えた。具体的な名前には言及しなかったが、韓国野球に対する関心は隠さなかった。

山本スカウトは２５日から木洞（モクドン）球場で開かれる「アジア青少年大会」を見るために訪問する。 この期間に韓国プロ野球選手も同時にチェックする予定だ。 サンケイスポーツは「阪神が李宅根のほか、ＷＢＣで４番打者を務めた金泰均（キム・テギュン、ハンファ）、李大浩（イ・デホ、ロッテ）にも関心を見せている」と明らかにした。

ヒーローズのチョ・テリョン団長はこれに関し「まだ阪神側から公式的な連絡は受けていない。オファーがあればその時に話し合いが始まるだろう」と述べた。

しかし阪神が李宅根を獲得するには問題も多い。 ＦＡ資格取得年限のためだ。 選手が海外進出資格を得るには国内リーグで９年間プレーしなければならない。 ７年間でも海外進出は可能だが、球団の同意を得なければならない「条件付きＦＡ」だ。

李宅根は今シーズンが７年目。 さらに李宅根は０４年（４１試合）と０５年（７１試合）の試合出場数が少なく、韓国野球委員会（ＫＢＯ）が１シーズンと認めるかどうかも変数となる。



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