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「どうしてこんなに休む間もなく出演するのか」と尋ねたら、その質問が出るとわかっていたかのように口元に笑みを見せながら「いまは固めるべきとき」だと答えた。
「チェイサー」の殺人鬼として印象深い演技を見せたハ・ジョンウと「国家代表」(KMカルチャー、キム・ヨンファ監督)で再会した。2008年2月14日に「チェイサー」が公開されてから1年5カ月ぶりだ。1年5カ月は俳優が作品と作品の間に取る休息と準備の間隔としては普遍的だ。
映画1本を撮るのに通常は撮影だけで3カ月、前作業・後作業に1~2カ月ずつかかるとすると、概ね1年に1本か2本程度が1人の主演クラス俳優が消化できる物理的な作品数の限界だといえる。
しかしハ・ジョンウは「チェイサー」と「国家代表」の間にも実に5本に出演した。「ビースティボーイズ」「素敵な一日」「ノーボーイズ、ノークライ」は主演で、「うちの学校のET」「よく知りもしないで」はそれぞれ端役と助演で出演した。これは2002年に映画「マドレーヌ」でデビューしてからわずか7年で20本あまりの作品に出演し、休む間もなく走り続けてきた彼の歩みの延長線上にあった。周りからの「あまりに露出が多いのではないか」という指摘をものともせず、主演・助演・カメオ出演を選ばなかった。
「いまは俳優としての基本を固めるべきときじゃないですか。少なくても30代半ばまではこうしていくでしょう。『チェイサー』の後、シナリオをたくさん受け取っているが、あれこれ選んでいるときではないと考えています」
「国家代表」のハ・ジョンウ、「主演か助演か選ばない」(2)
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