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李明博(イ・ミョンバク)大統領が7日、「今日で拘束から131日目となる開城(ケソン)工業団地の職員ユさんと拿捕漁船ヨンアン号の船員の問題を解決するために政府はできる限りのことをしている」と述べた。
李大統領はこの日午前、北朝鮮の米国人女性記者が解放された後、南北、朝米関係について青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席らから報告を受ける席で、「政府を信じて見守ってほしい」とし、このように強調したと、李東官(イ・ドングァン)青瓦台報道官が伝えた。3泊4日の夏休みを終えて6日午後に復帰して以来、初めてのメッセージだった。
特に李大統領は「韓米両国が米国人女性記者の解放問題については事前と事後に緊密に情報を交換して協力した」とし「今後、朝米間のいかなる接触も、このように韓米両国の十分な協議を通して行われるだろう」と述べた。
李大統領のこうした発言は、拘束された国民を救出する問題に政府が消極的だという世論を鎮静させるためのものだと、青瓦台側は説明した。 韓米間の緊密な協力を強調したのは、北朝鮮の「通米封南」(韓国を排除した北朝鮮と米国の直接対話)戦術で韓国政府が疎外されるのではないかという懸念を勘案したという。
青瓦台の関係者は「水面上で見えないからといって水面下での無数の動きを看過するケースが多い」と述べた。 問題解決のために北朝鮮とさまざまな経路で対話をしているといいう意味だ。
青瓦台は公式・非公式言及を避けているが、こうした南北間の水面下接触が続く中、8月15日の光復節以前に北朝鮮が拘束者を解放する可能性が高い、という分析も出ている。
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