朴泰桓（パク・テファン、２０、壇国大学）がローマでの世界選手権を終え６日に帰国した。今大会全種目で決勝進出に失敗した朴泰桓は、「成績がよくなくて申し訳ない。不足していることを感じたが、自信は失っていない。もっと毒気を持つ契機になったようだ」と述べた。朴泰桓の当面の課題は２０１０年の広州アジア大会を準備するトレーニングシステムを確定することだ。今年は米国での個人トレーニングと、ノ・ミンサン代表チーム監督の指導による泰陵（テルン）選手村でのトレーニングを並行していた。

この過程で専従チームと代表チーム間の意思疎通がうまくいかず、朴泰桓のトレーニングを調整し包括的に牽引する専従コーチがいなかったことが敗因に挙げられている。

朴泰桓を後援しているＳＫテレコム専従チームは１カ月以内にトレーニングシステムを確定し発表する予定だ。オ・ギョンシク専従チーム長は、「今回の失敗を教訓に２０１０年のロンドンオリンピックまでの長期計画を新しく立てなくてはならない。大韓水泳連盟と代表チーム、専従チームと朴泰桓の家族ら関係者全員が十分な対話を経て緊密な協力体制を作るようにしたい」と述べた。大韓水泳連盟関係者は、「１２日に連盟と専従チームが会うことにした。答えが出るのではないと思う」と話している。


ＳＫテレコムと連盟は各界の意見を取りまとめ、朴泰桓の専従コーチを選任する予定だ。



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