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「海雲台」快晴 VS 「国家代表」くもり



「海雲台」(JKフィルム)が「国家代表」(KMカルチャー)を相手にダブルスコア差で圧勝をおさめている。僅差が予想されたが、早々に勝負がつくのではないかという見通しが優勢だ。

両作品は次世代ヒットメーカーとして浮上したユン・ジェギュンとキム・ヨンハの対決、100億ウォン以上かけたビッグバジェット夏の映画、ここに業界1、2位のCJエンターテイメントとショーボックスの今年初の真っ向勝負という点で、多くの期待を集めた。しかし「海雲台」が一足先に笑みを見せた。


「海雲台」は「国家代表」が公開された7月29日から8月1日まで4日間、全国151万人(映画振興委員会)を動員した。公開日の先月22日からこの日まで集計された累積観客数はおおよそ410万人。今年公開した韓国映画のうち最高スコアだ。

CJエンターテイメントは「海雲台」について「今年の韓国映画興行1位を記録した『7級公務員』(407万人)を抜き、観覧客増加速度も最も速い」と明らかにした。参考までに「7級公務員」は400万人を動員するのに48日かかった一方、「海雲台」は11日しかかかっていない。400万まで10日という「トランスフォーマー/リベンジ」と争っても恥ずかしくない記録だ。

「海雲台」がこうして晴れやかな一方、「国家代表」には雲が広がる。

キム・ヨンハ監督の3作目の長編「国家代表」は公開初日(7月29日)から1日まで63万人を動員するのにとどまった。同期間「海雲台」の151万人に比べ2分の1にも及ばない予想外のスコアだ。

劣悪なスキージャンプ国家代表の真実の生活に監督の専売特許であるヒューマンドラマを組み合わせ、現在、忠武路で最も旺盛な活動をくり広げるハ・ジョンウの熱演が光ったが、業界の期待を下回った。ヘビーユーザーと呼ばれる20代女性観客層を攻略することができなかった上、愛国歌の場面などいくつかの過剰な感情演出、一部主演・助演俳優のミスキャストなどが不振の原因といわれている。

「国家代表」のくもりは公開前マックスムービーをはじめとする主要映画サイト前売り率でも予感されていた。「海雲台」の半分水準である20%を記録するのに止まっており、プレミアムを全く見られない状態で「不安な滑り出し」を見せている。



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