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50代の女性がストレスを最もひどく感じていることが調査でわかった。
国民健康保険公団によると、健保診療費の資料を分析したところ、昨年、女性10万人当たりのストレス患者は50代が355人で、すべての年齢層のうち最も多かった。その次は40代だった。
女性のストレス患者は50代まで増加し、60代から減少する。男性の場合は20代以降、年を取るにつれてストレス患者が増えることがわかった。
専門家によると、さまざまな負担が50代女性に集中するためストレスに苦しむという。▽夫の退職▽ホルモン変化による閉経▽子どもの就職難や結婚、その後の分家▽孫の世話--などを迎えるということだ(江南三星病院・精神科の呉綱燮教授)。
呉教授は「女性は男性に比べてホルモンの変化が早いため憂鬱(ゆううつ)になりやすく、ストレスに弱い」とし「30代夫婦の共働きが増え、親に子育てを任せるケースが多く、50代女性がストレスに苦しんでいると考えられる」と述べた。
一山(イルサン)病院のカン・ジイン教授(精神科)は「女性は40代後半からホルモンの変化を体験するうえ、子どもの独立などで家庭での寄与度に変化が生じ、これまで抑えつけられていた感情が表出する」と話した。また「夫の退職で経済的に厳しくなり、これを一人で解決しようとしてストレスを感じる50代女性が多い」と分析した。
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