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<インタビュー>イ・ビョンホン「同僚俳優から年下扱いされていた」



韓国俳優のハリウッド進出はもはや新しいニュースではないが、イ・ビョンホン(39)の場合は違う。 「良い奴、悪い奴、変な奴」などで演技力と興行性が同時に認められた韓国を代表する俳優であり、アジアが注目する韓流スターだからだ。

イ・ビョンホンがハリウッドアクション映画「G.I.ジョー」(8月6日公開)に出演した。 人類を脅かすテロリスト「コブラ軍団」に対抗する特殊部隊「G.I.ジョー」の活躍を描いたSF物で、「ミイラ」「ヴァン・ヘルシング」のスティーブン・ソマーズ監督が演出した。


イ・ビョンホンはこの映画で暗い過去を持つ悪役ストーム・シャドウ役となり、カリスマあふれる演技を見せた。 その間、韓国俳優のハリウッド進出作に比べると、演技の面で高い点数を受けるという評価だ。 29日、ソウル新羅(シンラ)ホテルで開かれた記者会見でイ・ビョンホンに会った。

--ハリウッドデビュー作として「G.I.ジョー」を選んだ理由は。

「G.I.ジョーは米国では漫画やテレビシリーズに制作されて有名だが、韓国ではよく知られていないので自分でも実感できないところがあった。しかしより広いところに自分を知らせる‘過程’では良い機会だと判断した。朴賛郁(パク・チャヌク)監督に相談したところ‘やってみろ’と言われた」

--英語のセリフがよかった。「イ・ビョンホンの声でないようだ」という声も出ている。

「映画の中の声は自分で聞いても別人のようだった。 韓国ではシナリオを精読し、現場では自分で感じる通りにするという流れだった。 今回は感情調節の前にセリフを完璧に暗記しようと努力した。 発音とアクセントを気にするあまり演技に集中するのが容易でなかった。 撮影場で発音とアクセントが指摘される度に頭の中が真っ白になるようだった」

--完成した映画を見てどう思うか。 力が入り過ぎているという声もあるが。

「キャラクターの善悪に関係なく存在感が大きい役だったので選択した。 漫画が原作の作品なので誇張された目、誇張されたアクションを演じるしかなかった。 アジアの観客はやや違和感を感じる部分もあるかもしれない」

--当初、同僚俳優とよそよそしい関係だったというが。 

「最初は私が小心者で窓の外ばかり見ていた。 ところがある日、キム・ジウン監督から電話がきた。 『生意気で気取っているといううわさが出ている』と(笑)。 親しくなった決定的なきっかけは些細なことからだ。 マーロン・ウェイアンズがノートブックに面白いものを持ってきたと言うので、みんなが集まったところ、ポルノ映像だった。 それを見ながら笑って騒いだのでぎこちない雰囲気がなくなった。 他の俳優たちは当初、私の年齢を知らず、子どものように扱ったりもした」

--韓国俳優のハリウッド進出が続いているが、後輩に助言したいことは。

「まずは言葉だ。 準備をしておくように言いたい。 オープンな姿勢も大切だ。 韓国の俳優はあまりにも閉鎖的に過ごしているが、生活習慣が気持ちにつながる。 開かれた心で物事を見て先入観をなくしてこそ、他国の文化もうまく消化できる」



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