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「確実なスター」--。
多くの人々はミッシェル・ウィー(19)がそうなるものと期待した。少なくとも彼女と数千万ドルの天文学的な契約をしたナイキとソニーはそう固く信じていた。
ミシェル・ウィーを暴いた本「The Sure Thing:The Making and Unmaking of Golf Phenom Michelle Wie」が、最近、米国で出版された。翻訳すれば「確実なスター:ゴルフの天才ミシェル・ウィーの成功、そして没落」というものだ。
著者は元ESPNマガジン、エリック・アデルソン記者。ミッシェル・ウィーが10歳のときに全国紙記者としては初めて彼女に対する文を書いたアデルソン氏は、ハーバード大学とコロンビアジャーナリズムスクールで勉強し、現在は ESPNと 「ニューズウイーク」「ニューヨークタイムズ」でフリーランサーとして活動している。
エイドルスン氏は本紙と単独インタビューで「成功談を書こうと思っていたが(ミシェル・ウィーが)私の予想と違う道を歩くようになり、結果的に失敗談を書くことになった」とし「残念だ」と述べた。19枚、236ページで構成された本にはミシェル・ウィーに対して知られていない後日談が多く、論議を呼びそうだ。本はミシェル・ウィーの周辺の人たちがどんな役割をしたのか、また彼女がどうして栄光の座から没落したのかがわかる。
「幼い少女が大人たちの無理な要求と期待に押された」というアデルソン氏は、ツアー関係者、金儲けに汲々としている企業家、我が強い親、おせっかいすぎるマスコミ、嫉妬心をもつライバルたちもすべて問題だと指摘する。
本紙は著者の同意を得てこれまで知られてこなかった部分を選び、5回にわたって連載することにしている。
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