1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された南砺市の五箇山合掌集落。雪が多いため60度の傾斜がついたわらぶき屋根の様式がめずらしい。左側はこの村の民宿に泊まる観光客がお祈りをする姿。 |
「3つの都市が互いの長短所を補って力を合わせた結果、観光競争力が非常に大きくなりました。地方の小さな都市は大都市に比べ、不足な点が多いものです。しかし隣近都市が団結して助けあえば互いにない点は補っていき、少ない費用で独自の生存力を作っていくことができます。新しい「シナジー効果」も生まれますね」--。
日本の中北部富山県の富山市と南砺市、岐阜県飛騨市が5年前、地域観光を共同育成するために作った飛越国際観光都市連合(飛越連合)の会長である森雅志富山市長は、最近「飛越連合」の力と成果をこのように説明した。
富山、南砺、飛騨など3都市は東京、大阪、名古屋のような大都市に比べて海外認知度が相対的に低いなど観光競争力では劣る所だ。しかしこの3都市は、それぞれ環境にやさしい開発(富山)、文化遺産(南砺)、伝統と職人精神(飛騨)という観光商品を持っている。
富山は三面が切り立った山で、一方は海に囲まれている。海抜2000~3000メートルの立山連峰と黒部峡谷がある天恵のアルペンルート山岳観光地だ。
中部山岳国立公園立山頂上部は万年雪に覆われており、1年中、国内外の観光客が絶えない。電気自動車、ケーブルカー、ロープウェー、遊覧船など許容された6種の環境にやさしい運送手段を利用しなければ近づけない。開発と自然の共存、そのものが観光商品だ。富山市は江原道春川(カンウォンド・チュンチョン)市と姉妹提携をしている。しかし富山は、伝統文化が違う2つの都市に比べて不足だ。
【ワールドナウ】3都市が団結、パワーアップした쾊光都市(2)
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