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<サッカー>プレミアリーグ最強のマンU、Kリーグ最強ソウルに「冷や汗」

FCソウルに3-2で逆転勝ち…朴智星は後半出場



イングランドプレミアリーグ最強のマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が韓国プロサッカーにてこずった。 マンUは24日、ソウルワールドカップ(W杯)競技場で行われた「錦湖(クムホ)タイヤカップマンチェスターユナイテッドコリアツアー2009」でFCソウルに3-2で逆転勝ちした。


予想された結果だったが、2年前とは違った。 マンUは07年、FCソウルに4-0で大勝した。 2年ぶりに行われた試合でマンUは冷や汗を流した。 1-2とリ―ドを許して後半を迎えたマンUの選手の顔からは余裕が消えていた。 後半12分にマケダの同点ゴールで追いついたマンUは、後半20分、ベルバトフのヘディングゴールで勝利を引き寄せた。 看板ゴールゲッターのルーニーは前半31分にヘディングゴールを決め、ファンの期待にこたえた。

FCソウルは終始、マンUを苦しめた。 特にセルビア出身のFWデヤンのゴール感覚が光った。 デヤンは前半23分、金勝龍(キム・スンヨン)のクロスから感覚的なノンストップシュートで先制ゴールを決めた。 ななめ後ろからくる難しいクロスだったが、うまく足を合わせた。 前半47分にはイ・スンリョルのパスからチップシュートを放った。 得点にはつながらなかったが、マンUのGKトマシュ・クシュチャクが出てくるのを見て軽く放ったシュートには余裕が感じられた。

期待された‘朴智星ショー’は短かった。 朴智星(パク・チソン)は後半29分に交代で出場した。 朴智星は「2年前は出場できず残念だった。 短い時間ではあったが、今回ファンの前でプレーできてうれしい」と満足感を表した。

マンUのファーガソン監督は朴智星を先発から外した。 07年の韓国訪問試合では朴智星は負傷のため出場できなかった。 今回、初めてマンUのユニフォームを着て国内ファンの前でプレーする機会だった。しかしマンUはすでに今月初めから新しいシーズンへの準備に入っている。 韓国で個人練習をしてきた朴智星はマンUが入国した22日にチームに合流した。 試合感覚が不足している朴智星を先発出場させるファンへの配慮よりも、チームを固めていく実利をファーガソン監督は重視したのだ。

ファーガソンは後半15分、観客が一斉に「朴智星」をコールしたことを受け、朴智星に出場の準備を指示した。 FCソウルのギュネス監督も‘エース’寄誠庸(キ・ソンヨン)を後半25分に投入した。

◇両チーム監督の感想

・ファーガソン監督(マンU)=朴智星はチーム合流が遅れたため、今日のような緊張感ある試合には出場しないほうがいい。 韓国ファンのために出場させたが、良い活躍をした。 デヤンのプレーが目を引いた。FCソウルから招きたい選手が2-3人いるが、名前を明らかにすることはできない。

・ギュネス監督(FCソウル)=経験が少ない選手のミスがあり、ゲームは敗れたが、若い選手の可能性を発見できて満足している。 寄誠庸を遅く投入したのは前の試合で負傷があり、今日は勝つことよりも負傷者なく試合を終えるのが重要だったからだ。



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