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‘夏の少年’朴泰桓(パク・テファン)の「決戦の日」が近づいている。 朴泰桓(20、檀国大)が26日午後4時(以下、日本時間)、「09年ローマ世界水泳選手権大会」男子自由形400メートルの予選に出る。 決勝は27日午前1時から行われる。 07年メルボルン世界選手権に続き同種目で大会2連覇を狙う朴泰桓は、現地適応練習を終えて決戦の準備をしている。
▽ライバルを超えろ
強力なライバルは張琳(中国)。 北京オリンピック(五輪)自由形400メートルで朴泰桓に次ぐ2位だった張琳は世界選手権に向けて調子を上げてきた。 今季の記録は朴泰桓を上回っている。 朴泰桓は勝負強さとともに瞬発力で相手を抑えるレース運営能力を最大限に生かす必要がある。
▽野外プールを克服しろ
慣れない野外プールに適応するのも課題だ。 大会が開催されているイタリア・ローマの野外プールでは気温が30度を超える。 朴泰桓は適応練習に集中するため代表チームより2日早い17日にローマ入りした。 野外プールで開かれた04年アテネ五輪(自由形400メートル予選失格)と05年モントリオール世界選手権大会(自由形400メートル予選19位)の苦い記憶も払拭しなければならない。 朴泰桓には暑さに弱いという弱点もある。
朴泰桓を後援するSKテレコム担当チームの関係者は「決勝戦は現地時間で午後6時に行われるが、この時間なら5-8レーンは日陰になる。 決勝戦のレーン配分を決める予選の成績も考える必要がある」と話した。
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