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スターシェフ、世界の口に合う「マイキムチ」構想中(2)

カーター氏はすでに韓国のキムチを応用した料理を構想中だ。 名前は「マイキムチ」。 「南米料理には辛いものが多いので、自分も辛さに慣れているが、韓国のキムチはそれでも辛い。 私のキムチはその辛さをどう抑えるかがカギだ」

最も印象に残る味を尋ねると、「マッコリ(濁酒)」と答えた。 「甘さと香ばしさがとても魅力的だった」という。 2つ目は釜山(プサン)で食べた「鴨料理」。 参鶏湯(サムゲタン)のように鴨の中に食材を入れて、これを丸ごとカボチャの中で蒸したものだ。 カーター氏にとっては、簡単に調達できる単純な材料からどんな方法で調理するかが最大の関心事だ。

「韓食のグローバル化」への助言を求ると、こう語った。 「あまり欲を出さず、まずはその料理に親しみを感じるようにすればいい。 キムチは必ず辛いものだと主張すれば、外国人が近づきにくくなる。 ‘白菜を漬けて発酵させた料理=キムチ=韓食’という認識がまず自然に形成されれば、美食家は少しずつ違ったものを求めるようになる。 『もう少し辛ければどんな味になるか』というように」。料理をする時も誠意を込める時間が必要であるように、韓食が世界で愛されるまでには段階を踏む必要があるということだ。


いまカーター氏はキムチをホットドッグにはさんで食べるなど「マイキムチ」を作るのに夢中だ。 アリゾナ州でキムチ料理が‘ホットトレンド’になることを期待したい。



スターシェフ、世界の口に合う「マイキムチ」構想中(1)


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