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LG電子も四半期基準で利益1兆ウォン時代

 携帯電話とテレビが韓国電子業界の実績を牽引している。両製品の実績好調を受け、LG電子は4-6月期、予想を大きく上回る実績を出した。 三星(サムスン)電子も24日の実績発表でサプライズ実績を予告している。

LG電子は22日、ソウル汝矣島(ヨウィド)LGツインタワーで企業説明会を開き、4-6月期にグローバル基準で売上高14兆4974億ウォン、営業利益1兆1330億ウォン(約9000億円)を記録した、と明らかにした。 四半期別の最大の売上高で、営業利益も初めて1兆ウォンを超えた。

同社の5事業部門すべてが第1四半期に続いて黒字を維持した。 特にビジネスソリューション(BS)事業を除いた4事業部門が四半期別に過去最大の売上高を記録した。


1-3月期と同じく携帯電話が好調だった。 携帯電話で売上高4兆8569億ウォン、営業利益5315億ウォンを記録した。 営業利益率は11%で、前年7-9月期(11.6%)以来の2けた。

これを受け、世界携帯電話市場シェアも初めて10%台に乗った。 16日に実績発表をしたフィンランドの世界最大携帯電話企業ノキアは4-6月期の世界携帯電話市場規模を前年同期比12%減の2億6800万台と推算した。 これに基づくと、LG携帯電話の世界シェアは11.1%と推定される。 三星の携帯電話と合わせると、国産携帯電話のシェアは31%と推算され、38%と推定されるノキアとの差は急速に縮まっている。 ウリ投資証券のイ・スンヒョク・アナリストは「LG電子はソニーエリクソン、モトローラと製品・営業力で相当な差をつけているため、当分は世界3位を維持する見込み」と述べた。

LGの薄型テレビの販売も好調だった。 4-6月期の売上高は前年同期比19%増の4兆5086億ウォン、営業利益は2236億ウォンだった。 コスト競争力を備えた新モデルの発売が続き、営業利益率は5%に高まった。 一方、ピーク期を迎えたエアコン事業の売上高はアジアと中南米の新興市場での販売好調で前年4-6月期比2%増えた1兆7199億ウォンを記録した。



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