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大手ワイン会社のワインナラは今年5月から、久保田、八海山など韓国内で人気を集めている日本酒およそ10種類を販売している。
イ・チョリョン代表は「ワインと日本酒の場合、好む消費者がほぼ似ている。現在、一部の高級日本酒は在庫がなくて売ることもできない」と話した。百貨店のワインコーナーでも日本酒のブームが広がっている。
ロッテ百貨店は最近、本店をはじめ蚕室(チャムシル)店、江南(カンナム)店、蘆原(ノウォン)店に日本酒専門館をそれぞれオープンした。約20にすぎなかった日本酒の種類を60以上に増やした。本店の場合、毎月30万ウォン(約2万2000円)-300万ウォン前後となっていた売上が、専門館をオープンした後、700万ウォン以上に急増した。
マネジャーのチョン・ヒョンジャさんは「ワインを買いに来たが、日本酒を買っていく顧客が多い」とした。ワインと日本酒の「同居」は最近の酒類市場と関係なくない。韓国貿易協会によると、日本酒の輸入総額は06年262万ドルから08年647万ドルに増えた。今年上半期にも前年同期比で55%増となった。半面、ワインは今年に入り5月まで輸入額ベースで前年同期に比べ41%も減っている。各流通会社がワインの減少分を日本酒で埋めているわけだ。
「サケ流」の著者キム・ヘジュさんは「ワインから始まった流通会社の激しい競争が、日本酒につながるだろう」と予想した。
ワインと日本酒、おいしい「ウィンウィン」マーケティング(2)
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