アレン・リゴデン総支配人 |
「松島(ソンド)の干潟タワーで松島の未来を描いた鳥瞰図を見て驚いた。 その開発の場に加わりたいと思って韓国行きを選んだ」
8月1日にオープンするシェラトン仁川(インチョン)は仁川・松島に初めてオープンする特1級ホテル。 京畿道(キョンギド)・仁川・ソウル地域で特1級ホテルがオープンするのは05年4月のパークハイアットソウル以来4年ぶりとなる。 このホテルのアレン・リゴデン総支配人(47)は20年間、アジア各国を回りながらホテル経営を担当してきたシェラトンの専門家だ。 オープンの1-2カ月前に来て準備する他の総支配人とは違い、リゴデン氏は1年前から入国して準備作業を指揮してきた。
先週末シェラトン仁川で会ったリゴデン氏は客室の置き物やレストランの食器を一つずつチェックした。 職員が自分を‘ディテール’と呼ぶと紹介したリゴデン氏は「ディテールこそが良いものと偉大なものの差をつくる力」とし「ディテールという名前が気に入っている」と語った。 リゴデン氏は「テーブルをどこに置くか、コードが外に出ていないか、照明がどれくらい明るいかなど細かい部分は顧客にほとんど気づかれないが、こういうものが顧客に快適な環境を提供する」と説明した。
リゴデン氏は「韓国はすべてのものが効率的に動いていて驚かされる」とし、韓国職員の誠実さを高く評価した。 リゴデン氏は職員が使用する廊下に美術作品を飾るなど職員の空間に多くの情熱を注ぐ。 「職員が職場で笑顔になってこそ顧客を満足させる対応ができる」という説明だ。 リゴデン氏は「シェラトン仁川が国内最初の完全禁煙ホテルである点、米国の環境ビル認証LEEDを受けるという点で自負心を感じる」と語った。
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