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正官庄紅参、中東向け輸出の道開いた



韓国人参公社が「正官庄(チョングァンジャン)紅参」を中東に輸出する道を開いた。人参公社はサウジアラビア保健省から優秀医薬品と健康食品製造施設(GMP)認証を受けたと21日に明らかにした。この認証で人参公社はクウェートとアラブ首長国連邦、カタールなど湾岸協力会議(GCC)加盟6カ国で書類登録だけでGMP認証を受けられるようになる。今回の認証を受け人参公社は20日に訪韓したサウジアラビアのアルムタワグループのシュレイマン会長と2012年まで2000万ドル相当を輸出する契約を結んだ。アルムタワグループは中東市場を足がかりにエジプト、モロッコなど北アフリカ地域に紅参市場を拡大する計画だ。人参公社のカン・ジョンウォン海外事業室長は、「GCC加盟国は欧州や米国より厳格なGMP登録基準を持っており、豚肉成分の使用禁止などムスリムの伝統による要件も厳しい」と説明する。人参製品関連施設をサウジでGMP登録するのはどの企業も意欲的ではなかった。

公社は中東地域で健康製品に対する関心が高まり、医師らが患者に元気回復のため人参を処方するケースが多く、今回の認証を通じて輸出が増えるものと期待している。






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