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「韓流熱風、企画力不足がマクチャンドラマ量産」(2)

MBCプロデューサー出身であるオ・ミョンファン龍仁松潭(ヨンイン・ソンダム)大学放送映像学部教授もテーマ発表で「マクチャンドラマは結局企画力不足と創意力の貧弱さから始まった一種のマンネリズム」とし「人間に対する愛情欠乏症、ひいては人生に対する真摯な研究が欠乏された結果」と批判した。オ教授はマクチャンドラマの洪水に対する解決策として▽放送界の自発的な「グリーン(green)ドラマ」キャンペーン▽ドラマ綱領制定▽ドラマに対する消費者監視運動活性化--などを提案した。

▽「公営放送のマクチャンドラマが問題」=討論者に出たソン・ジョンウン韓国シナリオ作家協会副理事長はMBCドラマ「トリプル」を例に挙げ、マクチャンドラマの実態を皮肉った。彼は「トリプル」で未成年者である異母妹ハル(ミン・ヒョリン)が所帯持ちの男である兄ファルイ(イ・ジョンジェ)にキスをする場面を提示して「こんなシーンがお茶の間にまでに出てしまうのは問題」と強調した。

チョン・ジュンホン・ソウル芸大副総長は「ケーブルや衛星チャンネルのドラマなら (表現の自由を)広く考える必要があるが、問題は地上波放送のマクチャンドラマだ」とし「公営でもない公営放送が公営になりすまして金儲けができるようドラマの水位を上げ、マクチャンという声まで聞くようになった」と指摘した。


▽「ドラマ制作、現実勘案すべき」=しかし現場の声はちょっと温度差があった。

チェ・ジヨンKBSドラマチーフプロデューサーは「視聴者たちがドラマを楽しんで見るというのは、現実的ではないことをドラマが代わりにしてくれるからだ」とし「(マクチャンドラマブームを見て)我々が(現実で)マクチャンドラマのように暮らしているのではないのか、反省する必要がある」と話す。

チェプロデューサーはまた「韓国社会は葛藤を扱うことにおいてあまりにタブー視する側面がある」とし「(ドラマ素材に対する)寛容度を高めなければドラマの多様性は崩れる」と強調した。



「韓流熱風、企画力不足がマクチャンドラマ量産」(1)

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