このプログラムは内容に劣らず早い施行も注目を引いた。クラプチック副社長は「アイディア採択後、初のテレビ広告が出るまで３９日しかかからなかった」とし「ライバル社が同じようなプログラムを引き写すだけでも３～４カ月かかるほどだった」と述べた。

◆安い製品イメージも改善＝米市場に品質がすぐれた新車を相次いで出したのも現代車の成功要因だ。ジェネシスとジェネシスクーペは、米国国内主要メディアの好評を博しながら現代車のイメージを変えた。１５日には米国市場調査機関ＪＤパワーの「２００９商品性及びデザイン満足度」調査で、ジェネシスが中型プレミアム部門１位に入った。ディーラーであるランディ・ジョンソン社長は「過去に現代車を売るためには競争日本車種に比べて品質は立ち後れないが、値段が安いという点を説得しなければならなかったが、このごろは顧客が先にジェネシスを買い求める」と話した。


現代起亜車が継続的に成長するためには課題も多い。新車品質に比べ、現代起亜車の中古車価格は依然として低い。ブランドパワーもトヨタなど日本の会社に立ち後れている。新たに出帆したＧＭなど、ビッグ３以外にこれまで円高などでマーケティングに消極的だったトヨタ、ホンダなども、今年の下半期、大きな反撃を予告しているのも変数だ。



現代自「スピードマーケティング」が米国で通じた （１）



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