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李承?、巨人を離れるのか(2)

李承燁は爆発的だった。セントラルリーグ打撃(3割2分3厘)、本塁打(41)それぞれ2位に入った。シーズン終盤の左ひざの負傷さえなかったら、タイロン・ウッズ(当時中日)に本塁打王のタイトルを渡さなかったはずだ。巨人に李承燁は救いだった。翌年4年最大30億円の超大型契約が誕生した背景だ。

黄金期は1年だった。李承燁はずっと下り坂を歩いた。2007年、序盤から左親指の痛みで苦労し、7月11日、阪神戦を最後に2軍に下がった。後半期の開幕とともに戻って来た李承燁は、痛みをこらえながら、30本塁打を放った。

李承燁は2007年冬、左親指のじん帯を手術した。その影響は2008年まで続いた。3月、北京五輪の予選で猛烈な活躍をした李承燁は、シーズン開幕とともに墜落した。14試合ぶりに2軍に落ちた。復帰まで102日もかかった。彼は昨年45試合のみ出場し、本塁打8本にとどまった。


李承燁は今年も2軍落ちした。表面的な理由は同じく成績不振だが、これまでの2軍行きと意味が違う。2007年と2008年には痛みを治すために1軍から抜けた。今年はそうではない。5月16、17日腰痛で欠場したが、懸念された左手が痛かったのではない。

原監督は「今の李承燁は2軍で時間を持ってコンディションを回復した方が良い。それがチームにも役に立つ」と言った。野球ができず辛い思いをする「過去の4番打者」を現在の戦力から除いたという意味だ。時間を与えるから心身を整えて帰ってきなさいというメッセージだ。もちろん巨人は李承燁の代案を着実に作ってきた。





李承?、巨人を離れのか(3)

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