「韓国版ミセス・ワタナベ」が派手に海外投資に乗り出したものの、利益どころか雪だるま式に損失を出していることがわかった。国内でも国際通貨の為替相場が大幅に急騰落していた昨年から「ミセス・ワタナベ」方式の取引が一気に増えた。
金融委員会と金融監督委員会が16日に明らかにしたところによると、個人投資家の外貨マージン取引量は2007年の55兆9000億ウォン(約4兆1300億円)から昨年は418億7000億ウォンと1年間で7倍に増えた。しかし取引量が増えたことで損失額も急増した。2007年に118億ウォンだった個人投資家の外貨マージン取引損失額は昨年489億ウォンに急増した。また今年に入り5月までで昨年1年間の損失額に匹敵する449億ウォンを記録している。損失が急増しているのは個人投資家が為替の騰落を予測しにくいからだ。
また、個人投資家の借り入れ比率もとても大きい。外貨マージン取引の場合、商品価格の2%(証拠金)だけでも投資が可能なため、大概は自己資金よりはるかに多い額を投資する。この場合、為替相場がどう動くかにより大儲けするか大負けすることになる。こうした問題が発生すると金融当局は外貨マージン取引の証拠金を9月から5%に引き上げることにしている。
◆ミセス・ワタナベ=2000年以降に日本の超低金利市場で円を売り金利が高い豪州ドルやニュージーランドドルなどを買うことで金利差を狙って財テクをしていた日本の主婦を指す言葉。しばしば個人投資家らを総称したりもする。
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また、個人投資家の借り入れ比率もとても大きい。外貨マージン取引の場合、商品価格の2%(証拠金)だけでも投資が可能なため、大概は自己資金よりはるかに多い額を投資する。この場合、為替相場がどう動くかにより大儲けするか大負けすることになる。こうした問題が発生すると金融当局は外貨マージン取引の証拠金を9月から5%に引き上げることにしている。
◆ミセス・ワタナベ=2000年以降に日本の超低金利市場で円を売り金利が高い豪州ドルやニュージーランドドルなどを買うことで金利差を狙って財テクをしていた日本の主婦を指す言葉。しばしば個人投資家らを総称したりもする。
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