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現代車が輸出もできないLPiハイブリッド車を出した理由(2)

◇「トヨタの特許を避けたのではない」

朴深秀教授は、大韓石油協会から依頼を受け「ソナタ」級で排ガス浄化装置(DPF)を搭載した軽油車とその他の燃料使用車から排出されるナノ粒子の微塵の個数を測定した結果、軽油、ガソリン、LPG、バイオ燃料車の微塵排出水準はほとんど差がなかった、と指摘した。

ディーゼルを中心に発展してきたヨーロッパとガソリンエンジンで世界最高レベルの日本はLPGの技術障壁のためエンジンを開発できないのではない。


自動車業界のあるエンジニアは「LPiエンジンは気候条件が変わる場合、安全性が確保されず、汎用エンジンとして使われにくい」とし「輸出企業の現代車がなぜ内需用エンジンでハイブリッド車を開発したのか理解しがたい」と語った。

一方、ハイブリッド車先発走者のトヨタの広範囲な特許と技術格差のためう回戦略を選んだのではないかという意見もある。 しかし2日に記者を相手にハイブリッド技術を説明したイ・キサン・ハイブリッド開発室常務は「できるだけ広範囲に特許を適用しなければならない特許権者がガソリンハイブリッドに限定して特許を要請することはない」とし「ガソリンハイブリッド関連特許を避けるためにLPGへ向かったというのは歪曲された報道だ」と一蹴した。LPiでもガソリンでもトヨタの特許を避けることはできない、ということだ。

自動車業界の関係者は「ガソリンハイブリッド車の技術格差が非常に大きいため、時間を稼ぐために直接比較対象から外れるLPiハイブリッド車を出したようだ」と話している。 莫大な資金を投資してガソリンハイブリッド車を量産したとしても、現実的に技術はもちろんコスト競争力でもトヨタに追いつくのは難しい。

20年前から研究を始め13年前から商用車を出しているトヨタとの格差を、現代車が一朝一夕に克服することはできない。 LPiハイブリッドはこうした苦心の結果ということだ。



現代車が輸出もできないLPiハイブリッド車を出した理由(1)




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