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去る6月、新たに韓国の世界遺産に加わった「朝鮮王陵40基」。朝鮮王朝の歴代王の墓です。ソウル近郊を中心に点在する朝鮮王陵ですが、京畿道(キョンギド)九里市(クリシ)にある「東九陵」は9つもの墓が。さっそく、新・世界遺産をのぞいてきました。
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と、まず目にとびこんできたのは水遊びをする子どもたち!?東九陵をはじめ、広くて自然に囲まれた王陵は地元の人のお散歩スポットでもあるようです。自然の中で遊びながら、文化遺産にふれられるなんて、ちょっと贅沢ですね。
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王陵の前までやってきました。手前の門は神聖な場所に入る境界。奥に見える建物では祭祀(チェサ、神様や亡くなった祖先を祭る行事)が行われます。現在でも実際に祭礼が継続されていることが、「朝鮮王陵」世界遺産登録のポイントに。
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そして小高い丘の上。こんもりと半球状になっているのが陵寝(ヌンチム、王の墓)です。緑の芝生と松の樹に囲まれた静かな空間で、王は静かに眠っています。世界遺産になったことには、王は気づいているのでしょうか?
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ユーモラスな顔のこちら、なんだかわかりますか?正解はなんとトラ。羊の石像と一緒に、総勢8匹で陵をぐるりと囲っています。王陵を外敵から守る、意外と頼れる存在。
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現在、東九陵では世界遺産登録記念の特別企画を実施中。7月19日まで写真展が行われるほか、期間中は入場も無料!ソウルからは少し遠いですが、初夏の風に吹かれながら、新しい世界遺産に会いにいってみては。
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