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脳死も死亡と認定 … 臓器提供年齢制限無くす/日本

日本が脳死を死亡と認め、臓器提供年齢制限を撤廃することにした。

日本の参議院は13日、本会議を開き、先月、衆議院が可決したこうした内容の臓器移植法改正案を成立させたと時事通信が14日、報道した。早ければ来年末から施行される。脳死も死亡と見なされ、家族の同意さえあれば臓器摘出が可能となり、15歳未満の子供の脳死者の臓器提供も可能となる。現行の臓器移植法は臓器を移植するときだけ脳死と認め、15歳未満に対しては臓器移植を禁止している。

このために日本では手術用臓器不足事態が慢性化し、多くの需要者が海外に出て臓器移植手術を受けなければならなかった。法案改正をめぐり生命倫理のため政界と医学界では激しい論難も起こった。臓器移植の道は広くなったが、課題も多い。脳死を認証する病院を指定し、脳死基準を具体的に作らなければならない。6歳未満の子供は回復力が強いから脳死判定が容易にできないことも医学界の悩みだ。

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