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ポスコの第2四半期の営業利益が前年同期比で91%減少した。製品価格の早期引き下げと原材料価格の負担にともなう収益性悪化が主要因だ。ポスコは、鉄鉱石価格引き下げ分と原価節減分が反映される第3四半期以降は業績が好転するものと予想している。
ポスコは13日、ソウル・汝矣島(ヨイド)の韓国取引所で企業説明会(IR)を開き、第2四半期の売上高が6兆3440億ウォン(約4500億円)、営業利益が1705億ウォンを記録したと発表した。売上高は前年同期比14.9%減、営業利益は91%減となった。純利益は4310億ウォンで70.8%減少した。粗鋼生産量と販売量はそれぞれ713万トンと701万トンで、それぞれ15.4%と12.6%減少した。
◆製品価格早期引き下げと輸出価格下落=ポスコは5月15日に鉄鋼製品の価格を平均で15%引き下げた。年初から始まった日本と中国の低価格攻勢を受けた値下げ圧力のためだった。その後5月末に豪州のリオ・ティントをはじめ海外の鉄鉱石会社と鉄鋼石輸入価格を品目別に30~40%引き下げることで合意した、鉄鋼景気低迷の中、国際市場での競争が激しくなると第2四半期の輸出価格は前年に比べ20%ほど落ち込んだことも業績悪化の要因に挙げられる。
◆第3四半期の営業利益8000億ウォン予想=ウリィ投資証券のイ・チャンモク研究委員は、「第2四半期業績の悪化要因は第3四半期にそのまま業績好転の要因に変わるだろう。第3四半期には8000億ウォン程度の営業利益を出すものと予想される」と話す。7月から引き下げられた価格で入ってくる原料が生産に投入され、最近海外市場が好転し輸出価格が上昇傾向を見せているためだ。ポスコは今年、低コスト操業技術開発と溶鉱炉の効率改善などで1兆2955億ウォンのコスト削減を目指している。
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