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東方神起、日本へ向かった理由は(1)



#男性人気アイドルグループ・東方神起の日本での活躍ぶりが注目を集めている。

7月4-5日、東京ドーム(東京都文京区)での公演を最後に今年だけで25万人を動員し、全国ツアーを終えた。7月1日にリリースした日本で28枚目となるシングル「Stand by U」も飛ぶように売れている。


今月8日まで18万枚のセールスを決め、日本最高のアイドルグループ・嵐に続き、オリコン・ウィークリーチャートの第2位にランクインした。6日には嵐を抜いて、同デイリーチャートのトップを獲得、現地のマスコミを驚かせた。05年に日本でデビューした東方神起の成長物語にはドラマチックな部分がある。

韓国最高のアイドルグループというタイトルを投げうって、完全に一から始めた。通訳なしでは一歩も動けず、デパート、大学街などで公演した。臨時ステージでもなくデパートの通路の階段や大学のがらんとした講堂で、数十人を集めて歌う動画像は、東方神起の韓国人ファンにとっては涙なしには見られない伝説だ。

#東方神起の日本進出は第2段階に立ち入った韓流の「現地化戦略」を成功させた事例にも挙げられる。「韓国内のコンテンツの人気が自然と国境を越えた韓流」の典型的な諸事例とは異なり、日本の音楽と日本語で、現地の歌手らと競争した。外見、ダンス、歌唱力を備えた「実力派アーティスト」のイメージを得た。

何よりも音楽的にはるかに幅広く成熟したジャンルを披露した。韓国内では大手プロダクションによって作られたアイドルという冷たい視線を克服できなかったのに比べれば、アイロニーが感じられる部分だ。考えれみれば、これまで韓流の先頭に立ってきた大半のコンテンツはそのほとんどが国内では低評価された(ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」程度が例外だ)。

韓流という言葉を初めて作ったクローンなどのダンスミュージックは、国内の音楽市場を画一化させた主犯と批判された。ドラマ「冬のソナタ」も爆発的な人気とは裏腹に「過剰な感性の退行的純愛」という批評が多かった。



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