北朝鮮がミサイル発射など挑発を続けることによって、国際社会で北朝鮮を非難、圧迫を求める声が高まっている。

米国はマレーシアで北朝鮮の不正な資金取引用とみられる銀行口座を複数摘発し、資産凍結の方針を決めた。米ワシントンの外交筋は４日（現地時間）「オバマ米政権がマレーシアで疑わしい北朝鮮の口座を複数見つけ、封鎖する案を進めている」と伝えた。

北朝鮮制裁担当に任命されたフィリップ・ゴールドバーグ調整官が率いる米代表団は５日、マレーシア当局と同問題を協議した。一部では「北朝鮮がミャンマーに輸出した軍事装備などの代金を、マレーシアの口座を通じて受け取っているとみられ、米国がこれを遮断しようとしている」との見方も出ている。


ジョセフ・バイデン米副大統領は５日（現地時間）、米ＡＢＣテレビとのインタビューで「孤立化が進み、北朝鮮が国際社会の関心を引こうとしている」とした後「北朝鮮は近く非常に厳しい決定を下さねばならなくなるだろう」と述べた。続いて「北朝鮮のミサイル発射はすでに予想されていたもので、行きすぎた関心を注ぎたくない」と付け加えた。

米ホワイトハウスと国務省は米国の独立記念日である４日、北朝鮮のミサイル発射を無視する姿を見せた。オバマ米大統領はこの日、ラジオで中継された独立記念日の記念演説で、北朝鮮問題に触れていない。



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