政府が自動車効率関連規制を強化し、２０１５年まで米国式燃費基準とヨーロッパ式温室ガス排出基準をすべて整えた後、会社別に選択させることに２日決めた。新しい適用を受ける燃費基準は１リットル当たり１７キロ以上、温室ガス排出基準は１キロ当たり１５０グラム以下と決まった。

青瓦台高位関係者はこの日「李明博(イ･ミョンバク)大統領にこうした内容の“自動車燃費及び温室ガス排出基準改善法案”を報告した」とし「５日、ハンナラ党との党政協議でこの案を定めた後、６日、李大統領主催で行われるグリーン成長委員会報告を通じて発表する」と伝えた。

この日に決まった燃費基準は最近、バラク・オバマ米国大統領が２０１５年以後、乗用車に適用するとした１ガロン当たり３９マイル（１６．６キロ／リットル）より厳格な水準で、温室ガス排出基準はヨーロッパ連合（ＥＵ）が２０１２年までの目標値として提示している１３０グラム／キロに近接した水準だ。


政府関係者は「２つの基準のうちの一方を選択する場合、大宇自動車は燃費基準を、ルノー三星自動車は温室ガス排出基準を選ぶ可能性が高い」とし「現代・起亜車は２つの条件ともを満たせると自信を見せている」と話している。

一方、６日に行われるグリーン成長委会議では▽グリーン成長国家戦略及び５カ年計画▽グリーン投資活性化のための資金流入体系構築案▽廃資源及びバイオマスエネルギー対策実行計画－－なども確定される予定だ。