京畿（キョンギ）盆唐（ブンダン）警察署は２日、タレントで自殺した故チャン・ジャヨンさんの所属会社の元代表・金鍾承（キム・ジョンスン）容疑者（４０）が３日に韓国に送還される、と明らかにした。

警察によると、金容疑者は３日昼１２時５５分、日本の成田空港から大韓航空７０２便で韓国に帰国する。機内で日本の警察から金容疑者の身柄が引き渡される。金容疑者は午後３時２０分ごろ、仁川（インチョン）空港に到着する予定だ。

警察はキム容疑者を盆唐警察署に連行した後、直ちに調査に入る方針だ。警察は、死亡したチャンさんに接待を強要した容疑などについて調べる。金容疑者の供述を確保できず、捜査が中断しているからだ。ＩＴ企業の代表ら５人と総合日刊紙の役員ら４人は接待での同席が確認されたが、「偶然会っただけで接待は受けていない」と主張している。


金容疑者は強要のほか、脅迫・暴行・横領などの容疑を受けている。警察は金容疑者を調べながら、捜査対象者に対しても全面的に再捜査を実施する方針だ。いわゆる‘チャン・ジャヨン文書’に対する捜査が事実上、原点からまた始まるのだ。中間捜査発表で警察が明らかにした捜査対象者は金容疑者を含めて２０人にのぼる。



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