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国内企業のCEOら「韓国経済に回復の可能性見える」

三星(サムスン)電子など国内電子業界の最高経営責任者(CEO)らが下半期の不況脱出の可能性を慎重に予測している。

三星電子の代表で部品部門を総轄する李潤雨(イ・ユンウ)副会長は1日に出した「CEOメッセージ」で、「米国発の金融危機で半導体、液晶パネル業界が上半期に全般的にとても厳しい時期を迎えたが、役員社員の努力で少しずつ回復の可能性が見える」との考えを示した。李副会長は、「為替相場が1ドル=1000ウォン台でも収益を出せる高効率経営を体質化し、これからの好況期に機会を先取りできるよう準備しよう」と強調した。完成品を総轄する崔志成(チェ・ジソン)社長は「上半期の苦しい環境の中でも徐々に不況から抜け出しているようだ」と評価した。

特に携帯電話分野の見通しが比較的良い方だ。三星電子の無線事業部長を務める申宗均(シン・ジョンギュン)副社長は先月30日、「第2四半期の携帯電話販売実績が第1四半期より良いようだ。今年の目標のトリプル2(2けたの営業利益率、2億ウォンの販売、20%のシェア)達成を期待していると述べた。LG電子の安承権(アン・スングォン)社長も「今年の携帯電話の世界市場でシェア10%を達成したい」と意気込んでいる。


証券市場では両社の質的好転を予想している。ユジン投資証券アナリストのアン・ソンホ氏は、「三星電子は第2四半期に半導体と液晶パネル部門だけで利益が1兆ウォン以上増えるとみられる。連結ベースで営業利益が1兆6000億ウォンに達しそうだ」と予想した。LG電子も携帯電話と液晶テレビ部門の売上増加が目立ち第2四半期に過去最高の業績を上げる見通しだ。





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