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<野球>宣銅烈「林昌勇、直球だけでも十分に通用」



宣銅烈(ソン・ドンヨル)三星(サムスン)ライオンズ監督が日本プロ野球のヤクルトで活躍中の林昌勇(イム・チャンヨン)について「好投はしばらく続くだろう」と予想した。

宣監督は30日、大邱(テグ)球場で行われる起亜(キア)戦の前、林昌勇がオールスターファン投票で1位になった話をしながら、「日本の打者は今後もしばらく林昌勇のボールを攻略するのは難しいだろう」と語った。 宣監督は林昌勇の独特の投球スタイルと150キロ台の速球をその理由に挙げた。


日本には変化球と制球力中心の投手が多い半面、林昌勇のように速球で打者を押さえ込むスタイルは少ない。 また林昌勇はサイドアーム投手で最高球速160キロを投げる。 日本の打者からすれば慣れないスタイルの投手だ。

宣監督は「サイドアームで平均150キロを投げる投手はほとんどいない。 金炳賢(キム・ビョンヒョン)の全盛期を見れば分かるように、メジャーリーガーもなかなか打てなかった」と説明した。 これといった変化球がない林昌勇だが、現在の制球力を維持すれば簡単には打たれない、と予想した。

宣監督は自分の中日時代を振り返りながら、「当時、私は直球の平均球速が146-147キロだった。 その程度の球速でも短いイニングなら力で抑えることができた」と語った。 また「林昌勇は直球ばかり投げても、今の球威と制球力を維持すれば好成績を収めるだろう」と予想した。

宣監督は読売のクルーンよりも林昌勇を高く評価した。 宣監督は「林昌勇よりも速い球を投げるクルーンは制球力が落ち、四球で崩れるスタイル。 しかし林昌勇は制球力があり、ストライクを取れる投手だ」と絶賛した。



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