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デモで警察に暴行、懲役1年6月宣告

ソウル中央地方裁判所刑事合意28部は30日、不法デモに参加して警察官に暴行をはたらいた容疑(特殊公務執行妨害致傷など)で逮捕起訴されたイ某被告(46)に、懲役1年6月の実刑を宣告した。一緒に起訴されたチョン某被告(30)には懲役1年6月・執行猶予3年、ハ某被告(50)には懲役1年・執行猶予2年を宣告した。

イ被告らは5月1日、ソウル汝矣島で開かれた「メーデー汎国民大会」が終わった後、デモ過程で警察官たちに石などを投げ、暴行をはたらいた容疑で起訴された。特にイ被告は帽子とマスクで顔を覆ったままスプレーに火を付け、警察に向かって火炎を投げ、自分を逮捕しようとする警察官をあらかじめ準備した鉄の棒で殴った疑いがもたれている。

イ被告は裁判で「罪のない人が連行される姿を見て、これを止めようとして警察を殴った」と主張したが受け入れられなかった。裁判所は「イ被告が警察官に傷害を加えた行為は多分に意図されたものとみられ、その程度がひどすぎる」とし「自分の行為が正当だと主張してデモ用品準備に関しても納得しにくい偽りの供述をするなど、自分の過ちを反省しない点を考慮し、実刑宣告は避けられない」と述べた。






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