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消費財販売9カ月ぶり増加…景気回復に青信号

生産・消費・投資から景気回復のシグナルが相次いで感知されている。

統計庁が30日に発表した5月の産業活動動向によると、製造業の景気の尺度となる鉱工業生産は前月より1.6%増加した。昨年12月の9.6%減から今年1月に1,7%増に転じてから5カ月連続で増加を維持した。特に主力輸出業種の半導体・部品が7%、映像音響通信が9%、自動車が4%と生産が大きく増えた。

代表的な内需指標の消費財販売額は前月より5.1%増加した。昨年5月に比べても1.7%増えており、前年同月比では昨年9月から続いたマイナス成長から9カ月ぶりにプラスに転じた。統計庁は老朽車両の買い換え時の税金減免で自動車販売が20.6%増え、家電製品もよく売れたと話している。


設備投資は半導体装備など機械類に対する投資が減り、昨年の同じ月に比べ13.1%減少したが、減少幅は昨年11月以降で最低水準になった。特に前月比では16.7%増加しており、8カ月ぶりの増加となった。製造業の平均稼働率は前月より1.4ポイント上昇の73%を記録し、4カ月連続で上向きとなった。

現在の景気状況を示す景気同行指数循環変動値は前月より0.3ポイント上昇となり、3カ月連続で上昇した。6~9カ月後の景気局面を予告する先行指数も前月より2.1ポイント上がっており、5カ月連続で伸びている。統計庁のユン・ミョンジュン産業動向課長は、「製造業の操業日数が昨年5月に比べ1日少ない点を考えると、景気回復傾向が5月も維持されているものとみられる。設備投資の場合、半導体装備など輸入投資が相当に増えた。回復基調を初めて示したが、1カ月の数値だけでは(投資回復傾向にあると)評価しがたい状況だ」と話している。

企業の体感景気も改善している。韓国銀行によると、6月の製造業業況指数(BSI)は2月に43まで落ち込んだ後4カ月連続で上昇した。BSIが100を超えると現在の景気状況を良いと見る企業が悪いと見る企業より多いことを示す。指数が100を下回るとその反対を意味する。今回の調査は全国の2187社を対象に6月16日から23日まで実施した。



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