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<野球>林昌勇、オールスター戦で160キロに再挑戦



ヤクルトの林昌勇(イム・チャンヨン、33)がもう一度160キロに挑戦する。 舞台は09年日本オールスター戦。 スポーツ報知は「林昌勇がオールスター戦で160キロ超を約束した」と報じた。 日本オールスター戦は7月24日(札幌ドーム)・25日(新広島球場)に行われる。 セリーグ抑え投手部門ファン投票1位の林昌勇は札幌の試合に出場する確率が高い。

◇もう一度160キロを


スポーツ報知は「林昌勇が防御率0.00、160キロの剛速球で日本のファンのハートをわしづかみにした」とし、オールスター投票1位になった背景を紹介した。 そしてオールスター戦でもう一度160キロをマークするかどうかに注目した。 林昌勇は「自分のコンディションが良ければ、スピードは出せると思う」と語った。 160キロを投げると豪語したわけではないが、期待の余地を残した。

林昌勇は5月15日、東京神宮球場で行われた阪神戦で球速160キロをマークした。 翌日、同じ場所で同じチームを相手にまた160キロをマークした。 日本最高スピードを誇るクルーン(読売、162キロ)に次ぐ歴代2位。 東洋人投手が投げる剛速球に日本のファンは熱狂し、これがオールスター投票の結果につながった。 160キロは‘林昌勇シンドローム’の象徴だ。

◇160キロ再現の可能性は

生涯2度しかマークしていないスピードを再現するのは簡単でない。 当日のコンディションと球場との相性が良くなければならない。

オールスター戦は勝負ではなく祭りという点ではプラスだ。 松坂大輔(現ボストン)や藤川球児(阪神)ら速球投手はオールスター戦で直球だけを投げたりもした。 変化球を除いて直球のスピードに集中すれば160キロも不可能ではない。

ただ、札幌ドームでの登板は不利な要素となる。 一般的にドーム球場ではスピードが2キロほど遅く測定される。 林昌勇が2年間の交流戦でマークした札幌ドームでの最高球速は154キロ(昨年6月15日)。 しかし交流戦で体力が低下していたことを勘案すると、オールスター戦で160キロが再現される可能性は残っている。



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