◇慌てず勝負

ヤクルトの第１・２先発から打った李承燁は２８日、左腕の石川も攻略した。２回表の打席でスローカーブをたたいて右前安打にし、６回にはダメ押しの本塁打を放った。外角に４球続いた後、内角の勝負球を選択したのが的中した。

李承燁は１３号まですべて３球以内に勝負をかけていた。ボールカウントが不利になれば三振を喫するからだ。しかし１４・１５号は２ストライクから動揺せずに放った本塁打だ。


試合後、李承燁は「大きな意味は与えない。３試合連続でヒットが出たと考えている。（調子が）良くなっている状態であり、他の選手が頑張っているので自分が打てばチームはもっと強くなる」と語った。

◇ホームラン王も可能

白仁天委員は「今シーズン、李承燁の打撃フォームは何度か崩れたが、体の状態は良い。自信を回復すれば十分に克服できる問題だ。このフォームを維持すれば今年最高の成績を収めるだろう」と予想した。

李承燁のシーズン打率は依然として２割４分９厘にとどまっている。しかし本塁打王競争には十分に合流できる。セリーグの本塁打トップは中日のトニー・ブランコ（２１本）。読売と中日は今シーズン１４４試合のうちまだ６５試合しか消化していない。残りの試合で十分に追いつける差だ。



３試合連発の李承?、ホームラン王も可能（１）


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