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SKCが世界のハイブリッドカー市場の80%を占めている日本のトヨタ自動車に電気絶縁材に使われるフィルムを輸出する。
SKCは京畿道(キョンギド)の水原(スウォン)工場で開発し生産しているPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルムがトヨタのハイブリッドカーの3代目「プリウス」の部品に採択されたと28日に明らかにした。
1代目と2代目の「プリウス」には帝人デュポンフィルムのPENフィルムが使われていた。PENフィルムは機械的・熱的・科学的特性などが優れ、高密度磁気記録テープ、電気絶縁、写真用フィルム、半導体などの素材に使われる。ハイブリッドカーは発電と充電作用が絶えず起きるため配線の絶縁性が優れていなければならない。ショートすれば車両の安全事故につながる恐れがあるためだ。
SKCは2004年にトヨタへの素材供給を進めたが納品が決定するまで5年がかかった。十数回にわたるサンプルテスト過程を経た。同社フィルム開発室のハン・ジュンヒ室長は、「フィルムの強度を高めてほしいというトヨタの要求があり、このためにフィルムの設計を変え生産工程も調整した」と説明する。
トヨタは3代目プリウスにSKCのPENフィルムと帝人デュポンの製品をともに使うことになる。SKCはホンダ、日産など日本のメーカーだけでなく、欧州や米国のメーカーへの納品も進める計画だ。
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