李昌鎬（イ・チャンホ）九段が再び敗れた。李九段は２４日、中国四川省成都で第７回春蘭杯世界囲碁選手権戦（優勝賞金１５万ドル＝約１４００万円）の決勝・第２局を行い、中国の常昊九段に１７６手で投了、０対２で惜敗した。今回ほど李昌鎬九段が勝利を待ちこがれたことはなかった。李九段が再び王冠を獲得し、神話がまだ終わっていないことを見せるのを切実に祈った。しかし、そうしたファンの念願のせいか、李九段は生まれて初めて勝負の重圧感に苦しめられ、その重さはそのまま対局に投影された。